物理学科/専攻

Physics

研究指導教員紹介

根來 均教授/博士(理学) NEGORO HITOSHI

専門

高エネルギー宇宙観測 ブラックホール 中性子星 重力波 MAXI 情報システムを用いた突発天体探査

メディア出演

プレスリリース 「木星のまわりに大きく広がる硬X線放射を発見」 (2010)、 「巨大ブラックホールの失われたスピン」 (2010)、 「全天X線監視装置(MAXI)によるX線新星(MAXI J1659-152)の発見について」 (2010), 「巨大ブラックホールに 星が吸い込まれる瞬間を 世界で初めて観測」 (2011)、 「ブラックホールに 落ち込む最後の1/100秒の解明へ」 (2013)

根來 均 教授/博士(理学)

ブラックホールの 活動をとらえる

キーワード

ブラックホール

ブラックホールを直接見ることはできませんが、周辺のガスがブラックホールに吸い寄せられると数億度までガスが熱せられ、X線などを放射します。またブラックホールには、星の進化の果ての太陽の質量の10倍程度のものと、宇宙の進化とともに成長した銀河の中心に存在する太陽の質量の数百万倍から数十億倍のものあります。そのガスからのX線や様々な波長の光を観測し、ブラックホールと思われる天体の正体解明を行なっています。

MAXI と突発天体探査

2009年以来、JAXA と理化学研究所をはじめとする国内の大学研究機関とともに、国際宇宙ステーションに搭載された全天X線監視装置 MAXI (マキシ) を用いて、突発天体と呼ばれる突然輝き出す新天体の探査を行なっています。研究室で開発した「突発天体発見システム」によりすでに 10を超えるブラックホールを新たに発見し、国内外の研究機関と協力してそれらの天体の解明を行なっています。

重力波 −マルチメッセンジャー、タイムドメイン天文学の幕開け−

今世紀に入って物理学上の大事件の一つが、ちょうど100年前にアインシュタインにより予言されていた重力波の検出です。電波からγ線までの電磁波の観測だけでなく、宇宙線に加え、重力波とニュートリノといった新たな観測手段により、天体からの様々なメッセージを受け取り、ブラックホールや中性子星の合体、宇宙ジェットなどの動的な宇宙現象の解明が行われようとしています。MAXI も最大の広視野X線望遠鏡として重要な役割を果たしています。