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【実施報告】伊豆原月絵教授と学芸員課程の学生有志MAによる郵政博物館特別展示「東海道と旅」

【実施報告】伊豆原月絵教授と学芸員課程の学生有志MAによる郵政博物館特別展示「東海道と旅」

一般教育の伊豆原月絵教授と学芸員課程の学生有志のMA(ミュージアム・アソシエイツ)が東京スカイツリータウン・ソラマチにあります郵政博物館にて行っている特別展示「東海道と旅」がいよいよ明日12月4日(木)が最終日となりました。
こちらの展示は、「東海道五十三次」「東海名所改正道中記」等の錦絵により、江戸時代と明治時代の東海道と旅の情景を感じ、国際文通週間切手や資料等から当時を知ることができるというものです。
その中で、今回MAは「東海道分間延絵図」箱根宿の絵図映像を模型に投影したプロジェクションマッピングを制作し、東海道随一の難所と言われた険しい山々を行く街道と江戸時代の当時の箱根宿の様子を立体的に再現するということに挑戦しました。
この地形模型は国土地理院が提供する 「基盤地図情報・数値標高モデル」のデータを利用。 今回制作した範囲は、旧東海道の箱根宿や芦ノ湖などを含めた高低差がよくわかる4㎞×2.8㎞の領域で、縮刷は1/5,000。地形模型の最低点の標高は680m。最高点の標高は1180mです。
制作方法は、箱根周辺の5m間隔の標高データからGISの機能を活用して10mごとの等高線を算出し、4mm厚のA1サイズのスチレンボード51枚を等高線ごとに手作業で切り出して重ね、51層の地形模型として仕上げたもので、その製作時間は約180時間を要しました。
さらに、もともと街道に沿って長い巻物に描かれているため、比較的に 真っ直ぐなものを投影しなければならないのが難しく 、地図に描かれている本陣や寺社などの建築物や、橋、鳥居、道標など、現在でも残っている地物を丹念に見つけ出し、GISのジオリファレンスという機能によって絵図を変形させることにより投影できるようにし、箱根は切り立った山々で凹凸が多いため、画像を合わせるために91箇所の支点を用いて細かな調整をしました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために約半年の中断期間がありましたが、郵政博物館の皆様のご指導、ご協力もございまして、見応え十分の当時にタイムスリップができるような特別展示となりました。


MAメンバー
一般教育 伊豆原月絵教授 
電気工学科4年 今西・航空宇宙工学科4年 安福・建築学科4年 藤井・物理学科4年 朝日・航空宇宙工学科2年 草野、小泉・精密機械工学科2年 伊勢村、平野・物理学科2年 櫻田(制作当時)
【実施報告】伊豆原月絵教授と学芸員課程の学生有志MAによる郵政博物館特別展示「東海道と旅」

【実施報告】伊豆原月絵教授と学芸員課程の学生有志MAによる郵政博物館特別展示「東海道と旅」

【実施報告】伊豆原月絵教授と学芸員課程の学生有志MAによる郵政博物館特別展示「東海道と旅」