日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2017年12月23日

受賞

電気工学科4年生の近藤巧さん(鈴木・胡桃研究室)が「2017 年度放電学会年次大会」において優秀ポスター発表賞を受賞しました。

平成29年11月25日、琉球大学で行われた2017年度放電学会年次大会において、電気工学科4年生の近藤巧さん(鈴木・胡桃研究室)が優秀ポスター発表賞を受賞しました。
対象論文は、
「固液界面アーク放電法による NiCu 内包 CNT 生成時の合金比率について」
です。
カーボンナノチューブ(Carbon Nanotube: CNT)は、一様な平面のグラフェンシートを円筒状に巻いたものです。CNT の特徴として、アスペクト比が高く導電性に優れており、炭素の共有結合により化学的に安定しています。 このことから次世代のナノ材料として応用が期待されています。近年CNT の中空部分に金属が内包することや、先端部に金属微粒子がキャップされていることが確認されています。
今回発表した固液界面アーク熱分解法では、Si基板とエタノール溶液の境界面におけるアーク放電により、エタノールを熱分解し、CNT 生成を行う、また銅ニッケル(Ni-Cu)を触媒として用いることで、CNTへのNi-Cuの内包を試みました。また本発表では、触媒金属の合金比率を変化させ、生成したCNTを評価し検討しました。
おめでとうございます。

電気工学科4年生の近藤巧さん(鈴木・胡桃研究室)が「2017 年度放電学会年次大会」において優秀ポスター発表賞を受賞しました。