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2018年05月17日
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機械工学科 飯島研究室が、日刊自動車新聞(5月16日(水))“学び”最前線のコーナーにて紹介されました。
機械工学科の飯島晃良准教授の研究室が、日刊自動車新聞(5月16日(水))の“学び”最前線のコーナーにて紹介されました。
この記事の中で、二酸化炭素の排出削減をはじめとした自動車を取り巻く地球環境問題の解決に向けて、技術開発競争が一段と激化している中、100年以上に渡り車の“心臓”として走りを支えてきた内燃機関の革新的な進化を実現し、高効率化、クリーン化という社会的な要請に応えることを目指す研究室の挑戦が紹介されています。
ここでは、異常燃焼(ノッキング)が発生するメカニズムを究明するという企業がしづらい研究を行うことが大学の役割とし、従来難しかった領域でエンジンが活用可能となり革新的な性能改善につながるであろうと考え、それを実証するために、飯島研究室で高耐熱の石英ガラスで作った窓を備えて燃焼の様子を観察できる「可視化エンジン」を独自開発。これらの成果が評価を受け、研究室は、内閣府戦略的イノベーション創造プログラムの「革新的燃焼技術」でノッキングの解析・抑制手法を担当し、「熱効率50%」が目標の次世代エンジン開発の国家プロジェクトで重要な研究を担っているとしています。
また、大学院生10名、学部生14名の研究室の学生達の様々な研究への挑戦も紹介されています。
是非、ご一読ください。
※Ⓒ日刊自動車新聞社 本資料は、日刊自動車新聞社の許可を受けて掲載しています。
なお、明日18日(金)はこの研究に関連する学生向けセミナー「近い将来の自動車のパワートレイン」(参加無料・全学年対象)を、駿河台キャンパス1号館CSTホールで開催いたします。