日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2019年07月11日

レポート

航空宇宙工学専攻2年増田さん、「はやぶさ2」タッチダウンに伴うレーザー高度計LIDAR運用に立ち会い。

「太陽系の歴史のかけらを手に入れることができた」
津田雄一はやぶさ2プロジェクトマネージャーが記者会見で発した言葉は感動と希望に満ち溢れたものでした。
本日、小惑星探査機「はやぶさ2」リュウグウへの第2回目のタッチダウンが成功したと国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から発表されました。
このことにより、太陽系が生まれた46億年前の姿を残すとされる小惑星リュウグウのさらに太陽などの影響を受けていない地下の物質の採取に成功したとみられ、生命の起源や太陽系誕生の謎の解明が期待できます。
この不可能とも思われるミッションを達成できたことの要因について
「チームワーク以外のなにものでもない。メンバー一人ひとりが大切な役割を全うした。度を超えたともいえる自己批判能力を発揮し、ありとあらゆる困難な想定を積み重ねて検証した結果」
とし、
「せっかくリュウグウが渡してくれた試料を大事に扱い大事に分析したい」
と話されました。
そして、今回、このタッチダウンには、阿部新助准教授の宇宙科学研究室に在籍する航空宇宙工学専攻2年の増田さんがレーザー高度計LIDAR運用に立ち会いました。この貴重な経験談は是非後日このWebサイト上でも紹介したいと思っております。