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2019年12月20日
イベント
第36回日本大学理工学部図書館公開講座が終了しました
令和元年12月5日(木)18:00より,タワー・スコラ1階S101教室及びロビーにて,第36回日本大学理工学部図書館公開講座『江戸―東京430年「江戸から東京への建築・都市空間のつながり」』が開催されました。
土木工学科大沢昌玄教授は「江戸の上に築かれている東京」として江戸の基盤が現在の都市開発にいかされており,今後も過去を踏まえて未来の都市を創造する必要があること,建築学科重枝豊教授は「庶民の住まいの変遷」として長屋の変遷を考察し,多くの人が一緒に住むすまいの集合体から人々を結びつける要素が失われることで今日のような近隣との関係が希薄になる状況に変わってきたことから,これら歴史的背景を踏まえ,これからは人々が永続的に共生できるすまいを創り上げることが重要であることについて講演されました。
参加された方からは,「都市,人間の生活の場を考える上で,マクロとミクロの視点を知ることができ,大変よかった。」,「専門的な知識は多かったので,全部理解するために予備知識が足りなかった。けれども知らない知識を知ったことは嬉しかった。」との声が聞かれました。日頃より皆さんの,「知りたいこと」を知ることができる図書館でありたいと思っており,今回も皆さんに有意義な時間をお過ごしいただくことが出来ましたことは,嬉しく思っております。
なお,講演概要も掲載しておりますので,ご覧ください。