日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2019年12月26日

レポート

OB岩坂照之氏の活躍が映画に!映画「前田建設ファンタジー営業部」のコラボイベント試写会&トークセッション「ユメをカタチに」が開催されました。

OB岩坂照之氏の活躍が映画に!映画「前田建設ファンタジー営業部」のコラボイベント試写会&トークセッション「ユメをカタチに」が開催されました。

12月23日(月)、日本大学理工学部駿河台キャンパス CSTホールにて、1月31日(金)全国ロードショーとなる映画「前田建設ファンタジー営業部」のコラボイベント試写会&トークセッション「ユメをカタチに」が開催されました。
この映画は交通土木工学科(現 交通システム工学科)OB岩坂照之氏(前田建設工業株式会社)がモデル(主人公の上司 アサガワ役)となっています。

2000年代初頭、建設業に求められる「透明性」に関する報道が相次いだ時に
「ゼネコンがひとつのものを作り上げていく過程で、様々な難しい調整が必要になっていく。一般には伝わりにくい現場の苦労や高度な技術をわかりやすく伝えていけないだろうか」
と感じた岩坂氏は、アニメ、マンガ、ゲームといった空想世界の中の特徴的な構造物を受注し、もてる技術や材料で建設するとしたらどうなるのかをWeb上でやってみようじゃないかと「前田建設ファンタジー営業部」を立ち上げることとなります。奇想天外な発想とも言えるこの実在する「前田建設ファンタジー営業部」の活動は、Webコンテンツをとおしていつしか大きく輪が広がり、内外の協力も得て、テレビで取り上げられるようになります。

この映画は、そのような活動をとおして、主人公とその仲間たちが主体的に仕事に取り組む楽しさに気づき、社会人として成長していく様子を描いており、「建設業界の仕事と面白さ」、「異業種共創のノウハウ」も学べるモノづくりの醍醐味を奇想天外なアイデアで体感できる、建設業界の新たな市場を切り拓いた、熱きサラリーマンたちの感動の実話です。笑いあり、驚きあり、涙あり。
何かを作り上げる、そして何かを成し遂げようとする情熱や想いが大きく人を成長させ、多くの人の心を揺さぶり、大きな輪となって全体を進化させていく・・・本当にいい映画となりました。

イベント当日には、プロデューサーの佐治幸宏氏、森重宏美氏からもメッセージを頂戴し、続く理工学部の教員5人(電気工学科:吉川将洋教授/航空宇宙工学科:髙橋賢一准教授/精密機械工学科:羽多野正俊教授/交通システム工学科:石坂哲宏准教授/建築学科:宮里直也教授)よるトークセッションでは、岩坂氏の司会のもと「マジンガーZの世界の技術を使って実現したい未来」をテーマに熱いトークが繰り広げられました。
光子力電池による送・配電網の無い世界、水蒸気爆発による動力、パンチ(ハンド型)高速ドローンによる災害状況の迅速な把握や大型輸送機などの補助ロケットによる短距離短時間の離陸と救助者や救援物資の迅速な輸送、一般向けホバーパイルダー、ルストハリケーン型消火装置による大規模火災の消火作業、何でもスクランダークロスできる汎用型ジェットスクランダーのシェアサービス、建築材料としての超合金Zの活用、ロケットパンチの揚重機的使用他による道がないところや高いところでもどこでも建設ができる新たな建設スタイルの確立や大スパンの長大橋が地域を結ぶ世界、都市全体が環境制御されるマンハッタン計画のある世界等々、理工学部の研究者たちの、マジンガーZの世界の技術を使って進化させる未来は果てしなく広がり、会場は大いに盛り上がりました。

試写会では本編に先立ち出演者の高杉真宙さんと岸井ゆきのさんから日本大学理工学部の学生に向けてメッセージが上映されました。イベント終了時には、岩坂氏を囲んで記念撮影をし、映画を鑑賞したそれぞれの人の胸に情熱という炎を灯した1日となりました。

映画「前田建設ファンタジー営業部」は1月31日(金)全国ロードショーとなります。
OBの活躍を、是非映画館でご覧ください。

OB岩坂照之氏の活躍が映画に!映画「前田建設ファンタジー営業部」のコラボイベント試写会&トークセッション「ユメをカタチに」が開催されました。

OB岩坂照之氏の活躍が映画に!映画「前田建設ファンタジー営業部」のコラボイベント試写会&トークセッション「ユメをカタチに」が開催されました。