日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2021年03月15日

受賞

電気工学専攻 中沢佑さんが、電子情報通信学会令和2年度電磁界理論研究会において「学生優秀発表賞」を受賞しました。

電気工学専攻博士前期課程の中沢佑さんが「学生優秀発表賞」を受賞しました。
受賞対象の論文は、2020年11月5日~7日に開催された、電子情報通信学会 第49回電磁界理論シンポジウムで発表した以下の論文です。

(論文名):2次元LOD-FDTD法の時間分割並列計算への適用とプラズモニック導波路解析
(英 語):Application of 2-D LOD-FDTD Method to Time-Division Parallel Computation and Plasmonic Waveguide Analysis

本研究では、時間領域電磁界解析手法において新しい並列計算法を開発しました。従来の解析手法では安定条件の制限により、計算コストが膨大となる問題点がありました。この問題を解決するため、上記報告では時間分割の並列計算について局所的1次元(LOD)法を併用した計算手法の提案を行いました。また、プラズモニック導波路解析を行った際の計算時間及び計算精度を調査することで本手法の有効性を明らかにしました。これらの研究成果が評価され、今回の受賞に至りました。
本研究は、日本大学理工学部プロジェクト研究助成金の支援を受けて実施されました。
おめでとうございます。

電気工学専攻 中沢佑さんが、電子情報通信学会令和2年度電磁界理論研究会において「学生優秀発表賞」を受賞しました。