日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2022年04月18日

メディア

NHKBSプレミアム「コズミック フロント」4月21日(木)放送:航空宇宙工学科 阿部新助准教授と阿部研究室学生達が出演します。

NHKBSプレミアム「コズミック フロント」4月21日(木)放送:航空宇宙工学科 阿部新助准教授と阿部研究室学生達が出演します。

4月21日(木)放送のNHK BSプレミアム「コズミック フロント」に、航空宇宙工学科 阿部新助准教授と学生達が出演します。
今回のテーマは「宇宙探査 新時代 小さな冒険者たちの挑戦」
現在阿部研究室では、阿部准教授が開発責任者となり開発を行なった月面衝突閃光観測カメラ「デルフィヌス(DELPHINUS)」が 搭載された東大・JAXAの6U超小型探査機「エクレウス(EQUULEUS)」が、JAXAの超小型探査機「オモテナシ(OMOTENASHI)」 と共に月に向かいます。NASAは、JAXAも参画する有人月周回・月面面着陸計画「アルテミス計画」を進めており、 スペース・ローンチ・システム(SLS)とオリオン宇宙船(初号機は無人)からなる初号機アルテミス1(Artemis-1)SLSロケットを2022年6月以降に打ち上げる準備を進めています。 SLSには、30x20x10cm角(6U)の超小型探査機が10機搭載されており(2機が日本の探査機)、打ち上げ後に順次放出されます。 オモテナシは推進系とエアバッグを用いて月面に着陸します。一方、エクレウスは、月・地球スイングバイを繰り返して、超小型深宇宙探査機 としては世界初となる、月・地球・太陽の重力が釣り合うラグランジュ点のうちの月の裏側に位置する地球(Earth)-月(Moon)系の第2ラグランジュ点(EML2)へ、気化させた水を排出して推進力を得る水エンジン(水レジストジェット「AQUARIUS」)で向かう計画で、 そのための軌道変換技術の開発・実証と、月・地球周辺の磁気圏プラズマ観測、ダスト環境計測と月面衝突閃光を用いた微小隕石観測を行います。
阿部研究室の挑戦、是非ご覧ください。

番組名
コズミック フロント「宇宙探査 新時代 小さな冒険者たちの挑戦」
放送日時
2022年4月21日(木) 22:00~ BSプレミアム・BS4K
再放送:2022年4月28日(木) 8:00~ BSプレミアム