日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2022年10月01日

レポート

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

令和4年9月24日(土)に日本大学本部にて,令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウムを開催しました.
本シンポジウムは,令和4年度日本大学特別研究「執刀医と手術助手のインターラクションに基づいた次世代型手術システムの開発基盤研究」の研究代表者である日本大学医学部消化器外科・山下裕玄先生によるこの特別研究の構想に関する講演をはじめとした4件の特別講演に加え,3件の招待講演ならびに15件の一般講演で構成し,36名の若手研究者(学生)を含む81名の来場者と共に進行しました.
招待講演では,諏訪東京理科大学の橋元伸晃先生より「医工連携から学んだ機器開発における障壁突破の取り組み」,東京大学の新井史人先生より「患者シミュレータ:バイオニックヒューマノイドの現状と将来」,産業技術総合研究所の葭仲潔先生より「健康医療の今後と将来の在り方~ユニバーサルメディカルアクセスの実現に向けて~」の題目で,医学分野と理工学分野の融合によって実現する医工連携研究の重要性や将来性に係るご講演を賜りました.多くの一般講演は日本大学内における学部間連携研究であり,それぞれの講演に対しては異分野の立場からの指摘・コメント等にあふれ,総合大学である日本大学だからこそ実現可能なシンポジウムになりました.
来賓として,武井正美副学長,木下浩作医学部長,青木義男理工学部長にもお越しいただき,令和4年度日本大学特別研究への期待と今後の展開に関する激励のお言葉をいただきました.
また,講演と共にパネルディスカッションも実施し,医学部より後藤田卓志先生,山下裕玄先生,理工学部より青木義男先生,内木場文男先生,文理学部より大澤正彦先生にパネリストとして登壇いただき,理工学部の齊藤健先生の司会により「2030年の医療を語る」という題材の元,未来医療の在り方や学部間連携研究の重要性などについて意見交換し,未来を担う学生などの若手研究者へメッセージをいただきました.
本シンポジウムの実施により学部間連携研究の重要性について再度確認することができ,今後においても協力体制を強化していきたいと思いますので,今後とも皆様方からの変わらぬご支援・ご鞭撻をいただけると幸いに思います.
最後に,令和4年度日本大学特別研究に関連して立ち上げました「日本大学未来医療ロボティクス研究会」にご興味をお持ちの方は,下記問い合わせ先までご連絡をいただけると幸いです.

<日本大学未来医療ロボティクス研究会>
  研究代表 日本大学医学部・教授 山下 裕玄
  住  所 東京都千代田区神田駿河台1-6
  電  話 03-3293-1711
  メ ー ル yamashita.hiroharu@nihon-u.ac.jp

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

シンポジウムの様子

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

令和4年度特別研究の概要説明

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

パネルディスカッションの様子

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

研究代表者の山下裕玄先生

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

一般講演における活発な議論の様子

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

一般講演における活発な議論の様子