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日本大学量子科学研究所 境武志准教授 早川恭史教授 物理学科 住友洋介准教授が、一般社団法人日本赤外線学会より「第9回 日本赤外線学会誌 論文賞」を受賞しました。

日本大学量子科学研究所 加速器科学グループの境武志准教授、早川恭史教授、物理学科 住友洋介准教授(論文投稿時は量子科学研究所所属)が、一般社団法人日本赤外線学会より「第9回 日本赤外線学会誌 論文賞」を受賞しました。
本賞は2022年に日本赤外線学会誌に掲載された以下の論文が優秀と認められ、その著者に対して、その業績を讃える目的として日本赤外線学会から贈られたものです。
なお、本受賞論文は、住友洋介准教授(日本大学理工学部 物理学科)および清紀弘主任研究員(産業技術総合研究所)との共同研究成果をまとめたものです。
おめでとうございます。

受賞論文
境 武志、早川恭史、住友洋介、清紀弘
”日本大学電子線利用研究施設におけるコヒーレントエッジ放射の光源開発,”
Journal of the Japan Society of Infrared Science and Technology (日本赤外線学会誌), Vol. 31, No. 2, pp.76-83 (2022).
受賞論文の内容
これまでの技術では、自由電子レーザー(FEL)相互作用直後の電子バンチを非破壊的に観測することは困難でした。そこで、電子バンチの形状を計測するために、日本大学電子線利用研究施設LEBRAの赤外FEL直線部において、テラヘルツ帯域のコヒーレントエッジ放射(CER)光源開発を行い、FELとCERを同時に測定可能なシステムを世界で初めて実現しました。 さらに、本成果をパラメトリックX線放射(PXR)とCERの相互利用へと応用展開し、学内外ビームラインユーザーによるその利活用が既に開始されています。
一連の研究成果はFEL施設でのCER光源開発の合理性を示すものであり、PXRとCERが相互利用可能なビームライン構築とその利用も世界的に類を見ないものです。
各ビームラインにおけるCER光源開発で培われた独自技術は、研究分野の開拓・創成、新たな応用研究などへ広く展開されることが期待されます。
日本大学量子科学研究所 境武志准教授 早川恭史教授 物理学科 住友洋介准教授が、一般社団法人日本赤外線学会より「第9回 日本赤外線学会誌 論文賞」を受賞しました。