日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2024年03月13日

受賞

電気工学専攻1年生の宮本浩志郎さんが、「2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会」において、エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞を受賞しました。

電気工学専攻1年生の宮本浩志郎さん(大貫・岸本研究室)がエレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞 (電磁界理論およびマイクロ波分野) を受賞しました。

受賞対象は2023年9月12日から15日に名古屋大学で開催された2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会で発表した「シンプレクティック数値積分法を用いた電磁エネルギーの計算」です。
近年、高周波の電磁界解析や光導波路の解析など、波長に対して大きい領域の伝搬シミュレーションが多く行われています。特に時間領域で解析を行う場合、計算回数の増加に伴う誤差の蓄積が問題となります。そこで、天体や量子分野で安定した数値解法として用いられている、シンプレクティック数値積分(SI: Symplectic Integrator)法を電磁界解析に適用することにより、誤差の蓄積の低減を試みました。本発表では、電磁エネルギーの計算による精度評価を行い、提案法の妥当性を示しました。この研究成果が評価され、今回の受賞に至りました。

おめでとうございます。

電気工学専攻1年生の宮本浩志郎さんが、「2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会」において、エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞を受賞しました。