日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2024年06月09日

メディア

八戸市美術館館長でもある建築学科 佐藤慎也教授の作った「美」の文字が話題になっています。

令和6年3月、八戸市美術館では、看板の「美」の文字が無くなるという事態が生じました。春になって雪解け後も結局出てくることはなく、大事な「美」の文字は無くなったままでした。
そこで、八戸市美術館館長でもある建築学科 佐藤慎也教授(一級建築士)は、美術館にあったスチレンボードで美しい「美」の文字を切り出し、応急処置として看板に貼りました。
制作時間はたった30分だったといいます。
その「美」の文字は、一見ステンレス製の他の文字と違和感がないほどの出来栄えで、佐藤館長のその素晴らしい応急処置が話題となりました。
現在八戸市美術館の看板には、あらためて元のものと同じステンレス製の「美」が取り付けられ元の姿に戻りましたが、取り外した「美」の文字を、美術館の「美」を守った館長への感謝と、風雨に屈しなかったスチレンボードの耐久性に敬意を表し、「館長の『美』」という展示をスタート。「美」の文字を作るキットも発売されたということです。

佐藤教授は「建築学科の学生であれば、誰でもできる技術でつくられています。」とおっしゃっていますが、「美」の文字を応急処置で違和感なく見事に復元したその技術と愛情溢れるその行動、さらにはその後の美術館の粋な対応が、大きな話題となっています。

是非ご一読ください。