日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2024年10月28日

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電子工学科 塚本新教授のオランダRadboud大学との国際共同研究成果論文が、総合学術誌「Nature」に掲載されました。

電子工学科 塚本新教授のオランダRadboud大学との国際共同研究成果論文が、総合学術誌「Nature」に掲載されました。

電子工学科 塚本新教授の国際共同研究成果論文が、令和6年4月10日付けの総合学術誌「Nature」に掲載されました。
これは、塚本教授が、オランダRadboud大学のCarl Davis博士らの研究チームとともに、超高速のBarnett効果と呼ばれるメカニズムを介して、フォノンによる磁化(磁石の向き)スイッチングが可能であることの実証に成功したことによるものです。
本超高速物理機構は、フォノンの掌性によって永久磁石材料の磁化スイッチング方向が選択でき、また潜在的には普遍的な物理現象と考えられることから、磁気に立脚したエレクトロニクスや情報処理への新たなアプローチ方法を切り開きます。

DOI

発表雑誌
「Nature」(電子版:4月10日、印刷版:4月18日)
論文タイトル
Phononic switching of magnetization by the ultrafast Barnett effect
著者
C. S. Davies, F. G. N. Fennema, A. Tsukamoto, I. Razdolski, A. V. Kimel & A. Kirilyuk
DOI番号
https://doi.org/10.1038/s41586-024-07200-x