日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
  1. HOME
  2. ニュース
  3. 記事詳細

ニュース

2025年05月06日

メディア

令和7年4月19日船橋キャンパスにて、建築学科 空間構造デザイン研究室(宮里教授・鴛海助手)が実際の災害現場を想定して開発された訓練設備「Rescue Training Module™」を使用した医療救助訓練会を実施しました。

令和7年4月19日船橋キャンパスにて、建築学科 空間構造デザイン研究室(宮里教授・鴛海助手)が実際の災害現場を想定して開発された訓練設備「Rescue Training Module™」を使用した医療救助訓練会を実施しました。

令和7年4月19日船橋キャンパスにて、建築学科 空間構造デザイン研究室(宮里直也教授・鴛海昂助手)が実際の災害現場を想定して開発された訓練設備「Rescue Training Module™」を使用した医療救助訓練会を実施し、多くのメディアに紹介されました。

「Rescue Training Module™」は、建築学科宮里直也教授らの監修で開発されたもので、災害実例の科学的・工学的分析に基づく「実戦的救助訓練」を安全かつ体系的・効率的に推進するための救助訓練装置で、日本国内での災害を想定した際に、もっとも人命救助が必要な地震による木造倒壊家屋からの救助訓練を効果的、効率的に、かつ安全に行えるのが特徴で、日本初、世界初の訓練装置です。

地震発生後の8割以上は、自助・共助で救出されており、レスキューのプロやDMATなどだけでなく、自助、共助、公助のいずれのフェーズの方も訓練や体験などができることを目標としています。

そして今回、2階建ての木造家屋が倒壊したという想定で、倒壊家屋で生じる狭隘空間を工学的な視点で正しく分析・調査して再現し、医師や救急救命士など100人が、医療行為と並行して救助活動を行う手順などを確認する訓練が行われました。

空間構造デザイン研究室の学生達も参加し、後半は要救助者としての体験もし、耐震の重要性も体感しながら学んでいました。
この訓練設備は移設も可能で、宮里教授は、「今後、効果検証と改良を重ねながら、全国各地の防災訓練に活用することも検討している。」と話しました。

令和7年4月19日船橋キャンパスにて、建築学科 空間構造デザイン研究室(宮里教授・鴛海助手)が実際の災害現場を想定して開発された訓練設備「Rescue Training Module™」を使用した医療救助訓練会を実施しました。

Rescue Training Module™