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2025年06月02日
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株式会社LINEAイノベーションがシリーズAラウンドで三菱電機・大林組から出資を受け、核融合の実用化に向け前進
日本大学理工学部物理学科の浅井朋彦教授が共同創業者・取締役CSOを務める日本大学発スタートアップ、株式会社LINEAイノベーション(代表取締役CEO:野尻悠太)は、シリーズAラウンドにおいて総額17.5億円の資金調達を実施し、三菱電機株式会社および株式会社大林組から出資を受けたことが、日本経済新聞(2025年5月31日付電子版・6月1日付朝刊)にて報じられました。
本ラウンドは、金融系ベンチャーキャピタルを中心とする構成となっていますが、国際的な大型科学プロジェクトにおける機器製造やプラント建設に実績を有する事業会社が資本参画したことも大きな注目を集めており、LINEA社が目指す革新的核融合技術の実用化に対する期待の高まりがうかがえます。
LINEA社は、中性子を伴わない先進核融合炉の実現を目指し、2030年代初頭の発電実証を視野に研究開発を進めています。