ニュース
2025年08月21日
第92回日本分析化学会有機微量分析研究懇談会・第128回計測自動制御学会力学量計測部会・第42回合同シンポジウムにおいて、物質応用化学専攻博士前期課程2年の鈴木聖哉さんが優秀ポスター賞(若手の部)を、岡部涼凪さんが特別賞(切れ味鋭いで賞)を受賞しました。
2025年6月19日,20日に北里大学薬学部で開催された第92回日本分析化学会有機微量分析研究懇談会・第128回計測自動制御学会力学量計測部会・第42回 合同シンポジウムにおいて、物質応用化学専攻博士前期課程2年(分析化学研究室) の鈴木聖哉さんが優秀ポスター賞(若手の部)を、岡部涼凪さんが特別賞(切れ味鋭いで賞)をそれぞれ受賞しました。
発表題目は、
鈴木さんが「イオンクロマトグラフィーによる有機材料中のヨウ素の分析」
岡部さんが「イオンクロマトグラフィーによる乳製品中のリンの分析」
です。
鈴木さんは、 有機材料中のヨウ素をヨウ化物イオンとして検出する分析法および高感度分析を目指した有機材料の前処理法について検討を行い、その成果を今回発表しました。ハロゲンの中でもヨウ素は国際規制による明確な制限値が設定されておらず、国内でも一部の工業規格で基準が示されているのみであるため、有機材料中のヨウ素の実態を把握し、精確かつ高感度分析法を確立することで、材料の安全評価法としての適用および規制への対応が見込まれます。
岡部さんは、 乳製品中のリンをリン酸水素イオンとして検出する分析法および高感度分析を目指した乳製品の前処理法について検討を行い、その成果を今回発表しました。乳製品中のリンは有機態、無機態など多くの形で存在し、タンパク質をはじめとするマトリックス成分を考慮した分析は困難を極めますが、除タンパクおよびリンの形態変化を目指した前処理法および共存イオンを含めた同時分析法を確立することで、総リンとしての分析への適用が見込まれます。
今回のポスター発表の審査では、大学の先生方や企業の方のみならず、参加した学生もポスター審査に加わる形で行われ、通常の学会とは異なるユニークなものでした。 その審査の結果、鈴木さんが優秀ポスター賞(若手の部)を、岡部さんが特別賞(切れ味鋭いで賞)をそれぞれ受賞しました。
おめでとうございます。


