担当講師:佐藤 正己
これまでの歴史の中で,地震国である日本では非常に短いスパンで構造物が造り変えられてきました。
それは,近代国家として歩み始めた明治時代から使用され始めたセメントコンクリート構造物でも例外ではなく使用され始めてから長い間30~40年程度の長さを想定して設計されてきました。
近年,コンクリートは,薬剤や新材料の開発によってコンクリートの強度,耐久性が飛躍的に増加し,耐久年数100年といった構造物が造られ始めています。このような超高強度コンクリートは,耐久性を求められる公共施設や超高層マンションに用いられています。
また,公共工事には,用途に応じてさまざまな性能を付与した特殊コンクリートが用いられ,社会基盤を支えています。
本講義においては,長寿命化を実現した超高強度コンクリートをはじめとする特殊コンクリートを身近な事例を挙げながら紹介します。
セメントが固まるのは乾くと勘違いされている方もいらっしゃると思いますが,化学反応で硬化します。少人数でご要望があれば,簡単な実験をすることも可能です。

