担当講師:依田 光正
多くの人たちは,食事や入浴など日々の生活でおこなうことに特別な不自由を感じることなく過ごしています。
このような日々の生活も,妊婦になったり,家族に小さな子供がいたり,病気や事故,そして誰もが迎える老化によって困難になることもあります。
このようなときには,いろいろなかたちで支援を受けることになりますが,その支援をできるだけより良いものにする方法が工学技術にもあるのです。
これには3つのアプローチが考えられ,
1.体面を支援する工学技術:例えば,障がいがある動作や機能を補う機器の技術
2.知的な面を支援する工学技術:例えば,認知症の予防や認知症になってしまった人に対して支援をおこなう機器や用具の技術
3.生活の環境を支援する工学技術:例えば,支援を必要とする人に適した生活環境に改善する技術ならびに支援をおこなう人を助ける技術
などに分けられます。
それぞれは,図のようなイメージで互いに関連しながら支援を必要とする人を支えていきます。
ここでは,これら3分野の技術例を紹介しながら,支援のための工学技術の全体的な方向性を示します。
