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テレビやパソコン,スマートフォンで実現されている動画像圧縮技術

担当講師:小林 伸彰

皆さんが身近で利用している動画と言えば,テレビで放映している地上波ディジタル放送,BS/CS放送がその代表でしょう。
そして,忙しくてリアルタイムで視聴できない番組をハードディスクレコーダーで録画する,というシーンが一般的な利用形態と言えるでしょう。
また,見たい映画や好きなアーティストのコンサートをDVDやBlu-layで楽しむ,といった事も多くの人が利用しています。
そして,最近ではパソコンやスマートフォンを介したインターネット上の動画サイト,例えばYoutubeやオンデマンド型サービスのHulu等が世界中で普及しています。
これらの動画にはすべて「動画像圧縮技術」が使われているのを皆さんご存知でしょうか。

動画というのは1秒間に30〜60枚の静止画(簡単に言うと写真)をパラパラマンガ(残像で絵が動いて見える漫画)の要領で「動いているように」見せているのです。
例えば,1秒間に30枚なら1分で1800枚,1時間で108000枚…といった具合に,膨大なデータが処理されます。
これらをリアルタイムで実現可能にするのは困難なことであるのは想像に難くないでしょう。
これらを実現可能にするのが「動画像圧縮技術」であり,そしてこの技術を支えるのが今日の半導体技術です。

この講義では,動画像圧縮技術の基本から,これを高速に,そして低電力で実現する半導体LSI技術をご紹介します。