担当講師:藤井 紫麻見
恒星はずっと変わらないように見えるが,実際は誕生から進化,終末へと大きく変化していく。
その時間スケールは私たちの一生に比べとても長いため,恒星の大きな変化の様子を観測する機会はほとんどない。私たちは非常に数多くの恒星を観測して,その性質を調べ,比較し,進化の順に並べることによって恒星の一生を解明してきた。恒星は原始星として誕生し,主系列星,赤色巨星と進化しその最期を迎え,その最期は多彩であることがわかっている。
また例外として,恒星が大きく変化する様子を観測できるのが,新星や超新星といった恒星の爆発現象である。特に超新星は,一部の恒星がその終末に起こす大規模な爆発であるが,そのエネルギーが銀河や宇宙の進化にも影響を及ぼす。
この出張講義では,これまでに解明された恒星の進化と超新星の性質や影響について解説する。

