図形を分類してみよう

担当講師:橋口 徳一

数学の研究の目指すものは永遠の「真理」であると言うことができます。
「真理」の探求のし方にはいろいろなパターンがあります。対象(例えば数や図形)のもつ性質を明らかにする,さらに進んで対象を分類する,方程式等の解法を見出す,あるいは,現象を記述するモデルを構成する,など様々です。
私の専門である幾何学では,目標は「図形を分類することである」と言うことができます。分類するというのは,2つの図形が同じであるための基準を定めて,その基準にしたがって図形を仲間分けすることです。

皆さんが良く知っている例をあげると,合同である(または,相似である)ことを基準として三角形を分類することができます。現代の幾何学は,対象としている図形に応じて基準を取り替えながら,多様な図形を分類しようとしています。

この授業では,次元や連結性など位相幾何学で用いられる言葉を用意して,いくつかの簡単な図形を分類します。