沿革
未来へ繋ぐ約104年の実績
2020年、理工学部は創設100周年を迎えました。
日本大学理工学部の歴史は、1920(大正9)年、日本大学高等工学校の設立に始まりました。
時代の声に応え、有能な技術者育成に努めた同校はその後、1928(昭和3)年に私立大学で2番目の理工系大学である日本大学工学部へと発展。
1958(昭和33)年、理工学部に名称変更し、現在までに約25万人にのぼる卒業生を輩出しています。
設立以来、変化する社会のニーズをとらえ、最先端の技術を追求しつづける姿勢は数々の成果を生み、確かな実績を積み重ねてきました。
その姿勢は今なお継承され、14学科という幅広い分野で、日々新しい研究が行われています。
目まぐるしく変わりゆく現代社会において、約104年に及ぶ歴史と知識の蓄積は何よりの財産。
未来へ向け、夢を現実にする挑戦が、ここから始まります。
1889年(明治22年) | 10月 | 山田顕義らにより日本法律学校が設立。 |
---|---|---|
1903年(明治36年) | 8月 | 校則を改め大学組織となり日本大学と改称。 |
1920年(大正 9年) | 4月 | 大学令により大学設立認可。 |
6月 | 日本大学高等工学校(土木、建築)設置(理工学部の基礎となる)。 | |
1921年(大正10年) | 4月 | 高等工学校に機械科設置。 |
10月 | 駿河台に新校舎建設。 | |
1928年(昭和 3年) | 4月 | 日本大学工学部(土木、建築、機械、電気)設置(現在の理工学部に発展)。同予科開設。 |
1929年(昭和 4年) | 3月 | 専門部工科(土木、建築、機械、電気)設置(現在の工学部に発展)。 |
1938年(昭和13年) | 3月 | 工学部、専門部工科、高等工学校に工業化学科設置。 |
1947年(昭和22年) | 3月 | 専門部工科を福島県郡山市に移転。 |
1949年(昭和24年) | 2月 | 学制改正により、新制大学に改編設置移行。工学部第一部(昼間部) (土木、建築、機械、電気、工業化学)設置。 |
3月 | 工学部第二部(夜間部)(土木、建築、機械、電気、工業化学)設置。 | |
1951年(昭和26年) | 3月 | 日本大学高等工学校閉校。 |
4月 | 新学制による大学院工学研究科(建設工学、機械工学、電気工学、応用化学)設置。 | |
1952年(昭和27年) | 2月 | 工学部に薬学科設置。工業経営学科(生産工学部の基礎となる)設置。 |
1953年(昭和28年) | 3月 | 大学院工学研究科博士課程(建設工学、機械工学、電気工学、有機応用化学)設置。 |
1958年(昭和33年) | 1月 | 日本大学工学部に物理学科を設置し、理工学部と名称変更。 |
1959年(昭和34年) | 1月 | 理工学部に数学科設置。 |
1961年(昭和36年) | 7月 | 理工学部に交通工学科(昭和54年9月に交通土木工学科と改称)、精密機械工学科を設置、津田沼校舎で授業開始。 |
1963年(昭和38年) | 3月 | 大学院工学研究科修士課程、博士課程に、物理学、数学、地理学専攻を増設して、理工学研究科と名称変更。 |
4月 | 理工学部に理工学研究所設置。 | |
12月 | 日本大学原子力研究所設置。 | |
1973年(昭和48年) | 3月 | 大学院理工学研究科修士課程・博士課程建設工学専攻を土木工学専攻と建築学専攻に分離。 応用化学専攻と有機応用化学専攻を統合して工業化学専攻と改称。 |
1977年(昭和52年) | 12月 | 理工学部第一部に海洋建築工学科、航空宇宙工学科、電子工学科を設置、翌年4月より習志野校舎で授業開始。 |
1979年(昭和54年) | 3月 | 大学院理工学研究科博士前期、後期課程に、交通土木工学、海洋建築工学、精密機械工学、航空宇宙工学、電子工学の5専攻を増設。 |
1980年(昭和55年) | 10月 | 理工学部創設60周年記念式典挙行。 |
1983年(昭和58年) | 9月 | 理工学部土木工学科、建築学科、機械工学科、電気工学科、工業化学科、数学科の第二部を廃止。 |
1988年(昭和63年) | 4月 | 薬学科が分離独立し、薬学部となる。 |
1989年(平成元年) | 10月 | 日本大学創立100周年。 |
1990年(平成 2年) | 6月 | 理工学部創設70周年。 |
1992年(平成 4年) | 3月 | 大学院理工学研究科博士前期課程に、不動産科学、医療・福祉工学、情報科学、量子理工学の4専攻を増設。 |
7月 | 新潟県六日町に「日本大学八海山セミナーハウス」開設。 | |
1993年(平成 5年) | 11月 | 薬学科廃止。 |
1994年(平成 6年) | 3月 | 大学院理工学研究科の不動産科学、医療・福祉工学、情報科学、量子理工学の4専攻に博士後期課程を増設。 |
1996年(平成 8年) | 4月 | 東葉高速線「船橋日大前駅」開設。習志野校舎を船橋校舎と名称変更。 |
1999年(平成11年) | 4月 | 理工学部工業化学科を物質応用化学科と改称。 |
2000年(平成12年) | 10月 | 理工学部創設80周年記念式典挙行。 |
2001年(平成13年) | 4月 | 理工学部交通土木工学科を社会交通工学科、電子工学科を電子情報工学科と改称。 大学院理工学研究科博士前期課程、後期課程交通土木工学専攻を社会交通工学専攻と改称。 |
2002年(平成14年) | 3月 | 日本大学原子力研究所を日本大学量子科学研究所と名称変更 |
2003年(平成15年) | 3月 | 駿河台新1号館竣工 |
4月 | 大学院理工学研究科工業化学専攻を物質応用化学専攻と名称変更。 | |
2004年(平成16年) | 3月 | 船橋校舎14号館竣工。 |
4月 | 日本大学理工学部科学技術資料センター(CST MUSEUM)設立。 | |
2009年(平成21年) | 10月 | 日本大学創立120周年。 |
2010年(平成22年) | 9月 | 理工学部創設90周年及び短期大学部(船橋校舎)創設60周年記念式典挙行。 |
2013年(平成25年) | 4月 | 理工学部にまちづくり工学科と応用情報工学科を設置。 理工学部社会交通工学科を交通システム工学科、電子情報工学科を電子工学科に改称。 |
2018年(平成30年) | 7月 | 駿河台校舎新校舎タワー・スコラ竣工 |
2020年(令和 2年) | 6月 | 日本大学理工学部創設100周年 |