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2018年03月02日
受賞レポート
建築学科宮田敦典助手が「第1回全国圧送技術大会」において、優秀賞を受賞しました。
平成30年2月24日(土)、駿河台校舎1号館にて「第1回全国圧送技術大会」が開催され、建築学科の宮田敦典助手が優秀賞を受賞しました。
この大会は、コンクリートポンプ工法および関連する技術などを広く対外的に公表し、関係業界と交流を深めることで、コンクリート圧送工事の技術・技能の向上を図る目的としたもので、当日は約360名もの出席者による「良質なコンクリート構造物の提供を目指して」と題した技術論文や工事報告の発表、関連機器の展示会等が行われました。
全国コンクリート圧送事業団体連合会の長谷川会長は、「この大会を新たな出発点として「コンクリート圧送とは何か」「これからのコンクリート圧送」を考え、伝える圧送技術の発表会の集大成としたい」と挨拶され、実行委員長である建築学科 中田善久教授は、この大会の意義を「圧送技術が成熟する一方で、圧送に関わるデータや数値があまり残っておらず、すぐに問題解決ができない状況にある。今回はこの過程や課題対応の事例を残して体系化し、技術レベルの向上につながることを目指す」とし、「この大会を続けることで、技術資料が増え、業界の財産となるだろう」と話しました。
今回の論文発表は41編。その中で、最優秀賞2編 優秀賞2編 全圧連賞5編が選ばれ、宮田助手は優秀賞を受賞しました。
おめでとうございます。
- 論文タイトル
- 「圧送に伴うコンクリートの品質変化に関する実験的検討」
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞者
- 宮田敦典助手