日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2019年04月18日

受賞

建築学科 重枝豊教授と海洋建築工学科 畔柳 昭雄特任教授がそれぞれ「平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」を受賞しました。

建築学科 重枝豊教授と海洋建築工学科 畔柳 昭雄特任教授がそれぞれ「平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」を受賞しました。

建築学科の重枝 豊教授(専門:建築史・保存論)と海洋建築工学科の畔柳 昭雄特任教授(専門:親水工学)がそれぞれ「平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」を受賞し、4月17日(水)に文部科学省にて表彰式が執り行われました。
この賞は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的として、文部科学大臣が表彰するものです。
重枝教授は、「学生建築設計優秀作品展の40年間継続による普及啓発」という功績に対して授与されたもので、毎年開催されている「学生設計優秀作品展—建築・都市・環境」の継続実施に尽力し、科学技術に関する理解増進において顕著な成果を収めた功績が高く評価されました。
畔柳特任教授は、同受賞者である香川大学の寺尾教授、村山教授、寺林教授、末永教授(海洋建築工学科OB)と連携して行った研究「持続可能社会への地域の知恵に学ぶ水環境と減災の理解増進」にかかわる業績が認められ、科学技術に関する理解増進において顕著な成果を収めた功績が高く評価されました。畔柳特任教授らの研究は、少雨特性を有し、常に水を大切にしてきた讃岐地方の歴史と活動、瀬戸内海をSATOUMIとして育てる先人の歴史に根差した活動、瀬戸内地方のレジリエントで持続可能な海洋空間の活用、南海トラフ巨大地震や地球温暖化に伴う災害特性研究など、瀬戸内地域の水環境保全の知恵を持続可能社会と減災に活かす科学技術のシーズを育て、講演、エクスカーション、シンポジウム、学会、論文等により、全国および世界へ発信してきたもので、本活動により(1)防災対策への意識高揚、(2)震災復興後の地先海域で操業可能な漁場作り、(3)里海の創生と保全に関する学びと交流の場の拡大等を通して、グローバルな持続可能社会の実現をめざし、地域社会における水環境と減災についての理解の増進、そしてレジリエントな地域社会に向けた科学技術に対する理解の増進に寄与しています。

重枝教授、畔柳特任教授の受賞にあたり敬意を表します。




建築学科 重枝豊教授と海洋建築工学科 畔柳 昭雄特任教授がそれぞれ「平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」を受賞しました。

建築学科 重枝豊教授

建築学科 重枝豊教授と海洋建築工学科 畔柳 昭雄特任教授がそれぞれ「平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」を受賞しました。

海洋建築工学科 畔柳昭雄特任教授

建築学科 重枝豊教授と海洋建築工学科 畔柳 昭雄特任教授がそれぞれ「平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」を受賞しました。