日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2020年08月04日

受賞

電気工学専攻2年黒田拓希さんが、日本太陽エネルギー学会研究発表会において「奨励賞(学生部門)」を受賞しました。

電気工学専攻2年の黒田拓希さんが、日本太陽エネルギー学会研究発表会において、奨励賞(学生部門)を受賞しました。
■受賞対象の論文
「赤外線カメラによる太陽電池モジュールのバイパス回路の開放故障検出技術 –方形波電流による部分開放故障検出技術について-」
本研究では、現場に設置された太陽電池モジュールの保護回路であるバイパス回路の開放故障の検出技術の開発を行っています。屋外では日射変動や、周囲の構造物の反射などの外乱もあり、現在の赤外線カメラを用いたバイパス回路の開放故障の検出技術では多くの課題が残るため、しばしば故障を見逃したり、故障箇所の特定に長時間を要したりします。本研究では、これらの課題を解決するため、多数の太陽電池モジュールを直列接した回路に電圧を印加し、開放故障箇所を意図的に高温化させ、赤外線カメラで検出する技術を提案しています。今回の受賞内容は、印加電圧の波形が故障検出の精度に与える影響を明らかにしており、その成果を認められての受賞となります。
おめでとうございます。

電気工学専攻2年黒田拓希さんが、日本太陽エネルギー学会研究発表会において「奨励賞(学生部門)」を受賞しました。