日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
  1. HOME
  2. ニュース
  3. 記事詳細

ニュース

2023年06月20日

メディアお知らせ

船橋市と日本大学理工学部が包括連携に関する協定を締結しました。

船橋市と日本大学理工学部が包括連携に関する協定を締結しました。

※写真左から青木義男理工学部長、松戸徹船橋市長

 本日6月20日(火)、理工学部の専門的な研究内容を活かした様々な連携事業で、地域の問題解決及び活性化そして防災や減災などに寄与することを目的に、「船橋市と日本大学理工学部との包括連携協定」を締結しました。
理工学部はこれまでも、船橋市と災害時における避難場所や緊急消防活動援助隊活動拠点等の施設利用に関する協定を締結しており、その他、地域のお祭りにおける子供向け講演会やものづくり体験ブース出展など、さまざまな形で船橋市と連携した取り組みを行ってきました。今回、ますます幅広い分野で地域の課題に対応していきたいと本協定の締結に至ったものです。
 協定締結式の中で松戸徹船橋市長は
「次の時代を担う子供たちに対して、その可能性を発見できる様々な場を用意したい。大学生が一緒に教えてくれると子供達も身近に感じてその目の輝きがかわる。この協定をいかしてしっかりと取り組んでいきたい」とし、
 さらに、青木義男理工学部長は
「日本大学理工学部は様々な社会課題に少しでも貢献したいと考えているのでこの協定締結は非常に嬉しいこと。
日本大学は総合大学であることから学部連携もたくさん行われている。その強みを活かし、ますます連携を強め、貢献できるように頑張っていきたい。」
 さらに、学部連携の一つである「「日本大学災害研究ソサエティ」の構築と災害用パーソナル・アラートの研究開発」という「防災」「減災」に関する取組を紹介し、
「日本大学理工学部の2つのキャンパスのうち船橋キャンパスだけでも約5,000人の学生が在籍しており、そのスケールメリットも活かして、市民の皆様と共に実証実験を行いながら、自助共助による災害に強いまちづくりに貢献していきたい」と語りました。

<具体的な取組例>
(1)ドローンを用いた人工海浜の改定地形測量調査
  ふなばし三番瀬海浜公園を中心に上空からドローン撮影し、人工海浜および海底地形、利用者の人流等を把握し、危険エリアにおける今後の安全対策に活かしていく。

(2)ドローンを用いた人工海浜に関する監視手法の技術的検証
  ふなばし三番瀬海浜公園前の人工海浜の防犯強化のため、ドローンや定点カメラを用いた監視手法の技術的検証を行う。

(3)大学と市が連携した防災訓練の実施
  日本大学理工学部の防災訓練にあわせて、船橋市が防災に関する講座を実施する。

船橋市と日本大学理工学部が包括連携に関する協定を締結しました。