日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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ニュース

2023年09月01日

お知らせ

【CST MUSEUM】関東大震災から100年

 今年は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災から100年に当たります。被害を受けた家屋が29万棟以上、死者・行方不明者が10万5千人にのぼり、神奈川県から東京、千葉県南部を中心に甚大な被害をもたらしました。
 テクノプレース15(船橋キャンパス)の1Fには、被災した日本工業倶楽部(1920年竣工)の柱が展示されています。2000年に始まった保存・補修、解体工事で発見され、日本大学理工学部船橋キャンパスに移されたものです。座屈して大きく曲がった鉄筋コンクリートの柱は、当時の被災状況がわかる貴重な資料です。
 さらに、関東を襲った大震災は、建物の倒壊だけでなく、火災による壊滅的な被害も引き起こしました。この甚大な被害を受けた都市の復興に尽力した人物が都市計画の権威である笠原敏郎博士です
 CST MUSEUM(船橋キャンパス)では、展示している笠原文庫資料の一部を、関東大震災関連の「帝都復興秘録」「東京・横浜 復興建築図集」に入れ替えて展示しています。
 ぜひご覧ください。

【CST  MUSEUM】関東大震災から100年

【CST  MUSEUM】関東大震災から100年

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