日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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2024年04月15日

メディア

【NIKKEI Tech Foresight・日経クロステック】物理学科 浅井朋彦教授が筑波大学と共同でたちあげた核融合スタートアップ「LINEAイノベーション」が目指す放射線リスクのない核融合発電についての記事が掲載されました。

 物理学科 浅井朋彦教授が筑波大学と共同でたちあげた核融合スタートアップ・LINEAイノベーション(代表:浅井教授)が目指す放射線リスクのない核融合発電について「NIKKEI Tech Foresight」と「日経クロステック」に記事が掲載されました。
 LINEAイノベーションは、日本大学と筑波大学から生まれた核融合スタートアップで、日本大学の研究成果をもとに筑波大学と共同で2023年9月に創業。LINEAイノベーションが目指す放射線リスクのないあるいはごくわずかな核融合発電は、次世代のエネルギー源として注目されています。2030年代前半にも核融合による発電実証を目指し、将来的には宇宙事業への応用も期待されると紹介されています。
 是非ご一読ください。

※LINEAイノベーションが目指す核融合炉技術について
FRC及びタンデムミラーはともに核融合プラズマの閉じ込め方式として世界的に研究されており、我が国がその中心的な役割を担ってきました。日本大学は米国の核融合スタートアップ企業とも連携したFRCの実験研究において、また筑波大学は世界最大のタンデムミラー型装置GAMMA 10/PDXを有し、90年代に1億度のプラズマ閉じ込めを実現するなどの成果をあげてきました。
これらの方式は、高いプラズマ閉じ込め効率を実現できることから、D-3He(重水素・ヘリウム3)核融合や p-11B(軽水素・ホウ素11)核融合等の中性子の生成がないまたは僅かな先進燃料核融合の実現が期待されています。
FRCとタンデムミラーそれぞれの長所を活かし、これらを相補的に融合させた革新的な核融合炉概念を提案し、その研究開発を行います。

【NIKKEI Tech Foresight・日経クロステック】物理学科 浅井朋彦教授が筑波大学と共同でたちあげた核融合スタートアップ「LINEAイノベーション」が目指す放射線リスクのない核融合発電についての記事が掲載されました。