研究者情報
建築とアートの関係を探る
建築学科
佐藤 慎也教授/博士(工学)
SATOH SHINYA
専門
建築計画、芸術文化施設、美術館、劇場・ホール
キーワード
美術館
美術のための場としてつくられた美術館は、美術作品が時代によって変化するのに応じて、その建築も変化を続けています。「ルーヴル美術館」などの古典的な美術館から、ホワイトキューブ(真白い壁の展示室)を持つ美術館を経て、現在では特定の作品のための美術館や工場などをリノベーションした美術館もつくられています。
劇場・ホール
演劇やダンスなど身体表現のための劇場、音楽のためのホールは、伝統芸能のための歌舞伎劇場や能楽堂なども含め、舞台芸術のための場としてつくられました。上演ジャンルによって要求される建築の性能は大きく異なり、稽古・練習といった創造プロセスでは練習室などの施設が必要とされます。
アートプロジェクト
芸術祭やトリエンナーレと呼ばれるような、芸術文化施設を用いずにまちなかを舞台とする展覧会や上演を行うアートプロジェクトは、まちづくりと一体となって各地で開催されています。それらの芸術文化事業は、場所と深い関係を持つとともに、運営のためのシステムの構築が必要とされています。
メディア出演
日本経済新聞(2016)、劇場空間への誘い ドラマチック・シアターの楽しみ(鹿島出版会:2010)他
JCD デザイン賞 ケン・ヤング賞(1998)、グッドデザイン賞(2001、2002)、JCD デザイン賞 優秀賞
(2001)