研究者情報
MaaS・CASE時代の
新しいモビリティを実現する
機械工学科
関根 太郎教授/工学博士
TARO SEKINE
専門
モーターサイクル、コネクテッドカー、ダイナミックマップ、パーソナルモビリティ、車両運動力学
キーワード
MaaS時代のモーターサイクルの利活用環境の実現
総合的なモビリティサービスであるMaaS(Mobility as a Service)の考え方の中でのラストワンマイルを支える個別交通手段として、モーターサイクルの役割が再評価されています。混合交通の中での車両の動きを解析してモーターサイクルの安全・安心そして快適性を実現するための道路交通環境を研究しています。
コネクテッドカーによる道路インフラ検知システム
従来の道路インフラの保守管理は、現場確認の工数がかかるため定期点検できる範囲・頻度が限定されています。そこで道路を走る車両に搭載された各種センサーを利用し計測し、IoTを介してビッグデータとして収集し道路表面の破損・摩耗状況を効率的・持続的に推定するシステムを検討しています。
自動運転実現に向けたダイナミックマップの実現
自動運転を実現するためには、時々刻々と変化している道路交通環境を把握し、その状況に合った車両運動制御を行う必要があります。そのためには、ダイナミックマップと呼ばれる自動運転用高機能地図の提供とその情報逐次更新が必要です。その実現のため四輪車と二輪車という異なる車両により取得されるセンサ-データを融合することでより正確で詳細な状況取得を試みています。
メディア出演
総務省消防庁動画チャンネル(YouTube:2018)、news every.(日本テレビ:2016)、NEWS ZERO(日本テレビ:2016)、モーターサイクルインフォメーション(自動車工業会:2015)、バイクに乗るためのABC(啓正社:2015)、自動車技術ハンドブック(自動車技術会:2015)、機械工学キーワード120(コロナ社:2012)、自動車の百科事典(丸善:2010)他