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活躍する卒業生




汎用エンジン : GX160
高校時代にNHKのプロジェクトXという番組を見て、「モノづくりは素晴らしい」と思い機械工学科に入りました。
機械工学科は伝統のある学科です。他の大学では設計図をパソコンで描くことがほとんどですが、機械工学科は手で紙に描いて勉強します。設計図を手描きすると、記号の意味まで分かるようになり、製品をより深く理解できるようになります。
また、理工学部には他の大学にはない高額なエンジンの実験設備があり、際のエンジンを目の前で実験しながら学ぶことができます。
本田技術研究所は、四輪事業、二輪事業、パワープロダクツ事業の3つがあり、入社時にパワープロダクツ事業を選びました。理由は、日々の暮らしに不可欠な発電機、除雪機、建設機械などの“汎用エンジン”を設計したいと思ったからです。仕事で海外にも行きますが、自社のブランドマークがついたエンジンが活躍している風景を見ると、暮らしに役立つエンジンをもっと設計していきたいと思います。
機械工学科は力学系の基礎工学から、材料力学、流体力学など、学びの領域が広いだけでなく、充実した設備を使った確かな知識を多くの先生たちから教えていただくことができます。
理工学部の日々が、私の財産であり、いまの仕事に直結しています。
(取材 2018.3)